ご挨拶

超高齢社会において、支えとなる人材育成を目指して。

 人間は生まれる時代や国そして親も自分からは選べません。与えられた環境の中で、人は幾多の選択や決断を求められることがあります。このホームページを読まれる皆さん、この大学で共に学ぶことも選択肢に入れてみませんか。
 人口増加と経済発展で元気だった日本も、今や人口減少と高齢社会に突入して多くの課題を抱えています。我が国の人類史上でも空前の高齢社会問題は、世界に先駆けて解決すべき新しい課題とも云えます。この課題に正面から取り組んで学び、実践して切り拓いて行こうとしている大学です。
 私は医師としての20年近く、長野県で地域の医療に関わって来ました。ご存知の通り、長野県は男女とも日本一の長寿県になりました。必ずしも医療先進地ではなかったこの地域を、多くの先輩方の努力と住民の方々が参加協力し、そして行政が支えた結果だと思います。
 今では地域医療の基本となっている「医療と保健予防活動の連携」を最初に実践したのが長野県の医療関係者でした。更に「保健・医療」と連携して、在宅診療や訪問看護そして訪問介護の実践も先進的に行われて来ました。現在では高齢社会に対応した地域として、国の内外から研修者が訪れています。
 大学の位置する佐久平の周辺には、多くの医療機関や福祉施設があります。 急性期から慢性期までの医療現場と新時代の介護実践施設等の方々に、本学の教育と実習にご協力をいただいています。看護学科と介護福祉学科が併設されている特徴を活かして、それぞれの専門性はもちろんですが、人の生命を支え、生活を支援する、チームケアが学べると思います。
 2009年4月には地域の要望に応え、助産師養成の別科助産専攻を開設し、少人数で集中した実践的教育で人材を輩出しています。
 更に2012年4月には大学院を開設して、医療や福祉の現場にある課題の研究を進めています。
 長野県は移り住みたいところ、旅行したいところのトップクラスの地域です。あなたが選び創りあげる人生です。豊かな自然は多くの感性を磨いてくれます。
 この恵まれた環境で、保健・医療・福祉について一緒に学びませんか。
 迎えた長寿社会を皆が安心して暮らせる社会にしましょう。それを支え合うのが人(ひと)です。この大学で多くの人と出会い、学び、そして共に成長しませんか。


写真:樫山幹男

学校法人佐久学園 理事長
盛岡 正博


人々の生活に寄り添う看護職者になるために。

 佐久大学は、看護学部看護学科を2008(平成20)年に、翌年には別科助産専攻を、そして、2012(平成24)年には大学院看護学研究科修士課程を開設しました。以来、毎年80~90名の学部生を県内の病院や地域を中心に送り出し、別科助産専攻は毎年14~15名の修了生を臨床の場に、そして、大学院は毎年3名程度の修了生を教育あるいは病院の管理者等として送り出しています。400名余の卒業生・修了生が佐久大学での学びを実践に生かし、社会で活躍してくれています。
 佐久大学の教育は、建学の精神が「知を求め、徳を高め、愛に生きよう」でありますように、学問を深めることによって、「知」すなわち真理を探究し、「徳」すなわち、精神的に優れ、人々がおのずと寄ってくるような慕われる人になり、「愛」すなわち、他者への思いやりをもち、想像力をもってその人の痛みや気持ちを感じて理解しようと努力し、社会に貢献できるような力を身に付けてもらうことを目的としています。その実現のために、佐久大学では、自ら考える力をつけることを大事にして、学修環境を整えています。“佐久で学ぶ”ということは、健康長寿・地域医療の先進地域で学ぶ、ということです。佐久大学は、平均寿命が全国一の長野県の東信に位置し、「世界最高健康都市」を目指している、自然豊かな佐久市にありますが、佐久市は長寿で健康な高齢者が多く、母子の健康水準が高いことでも知られています。このような地にあって、充実した病院や介護施設、市町村保健センターや訪問看護ステーションなどで、看護の実践教育の学びのための看護学実習を、この地で受けられることは、本学の誇れる点であります。
 そして、佐久大学は地域連携推進センターを通して、様々な活動をしています。地域との連携が大きく、地域の人々に育てられるとともに、この地に佐久大学があることを地域で活用してもらえるよう、共に活動を進める機会を作っています。特に、足育サポートセンターを通しての、足の健康に関する相談活動や、公開講座の開催、看護研究塾による卒業生等への研究支援などが行われています。
 さらに国際的な活動として、今後我が国と同じように少子高齢化の対応が喫緊の課題であるアシア諸国との老年看護教育や認知症ケアに関する学びの共有、母子保健活動支援などを進めています。 さらに、専門性の高い、優れた教員が配置され、学生8~9人に教員1人という、きめ細かく密度の濃い教育体制を実現しています。
 このような佐久大学の強みは、学生の広い視野を育て、幅広い、バランスのとれた人となるために役立ってくれることと思います。友人や地域での活動・交流、教員との交遊、などを積極的に進め、学生生活を楽しく、有意義に過ごし、ひいては、看護学の発展に寄与し、看護のケアの質を高め、地域に、世界に羽ばたいてくれることを期待しています。

写真:堀内ふき

佐久大学 学長
堀内 ふき



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佐久大学
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