
日本でもトップレベルの地域医療先進エリア。
恵まれた環境で実習ができる。
長野県は、日本国内でも有数の「長寿県」として注目を集めています。がんによる死亡率は低く、県民一人当たりの医療費もきわめて低い水準にあります。その中で、佐久市は「健康で長生き」な高齢者が多く、病気になっても在宅療養が可能な環境が整備され、終末期(亡くなるまでの間)を在宅で過ごす方が多いことでも知られています。この地域医療の中核となっているのは、JA長野厚生連佐久総合病院と佐久市立国保浅間総合病院です。この2つの病院が地域の中で住民のプライマリケアーや疾病の予防、より健康に生きるための健康教育を推し進めてきた結果、佐久市は地域医療の先進エリアといわれるようになったのです。地域医療が充実していることは、以下のようなデータでわかります。
病院に入院している期間を平均在院日数といいますが、下の図のように佐久総合病院、浅間総合病院とも全国に比べて在院日数は大変短くなっています。在院日数を短くできるのは、病気があっても自宅で生活できるようなケアが地域でされているからです。
図1.各病院のホームページと長野県のホームページの統計資料を比較しています。
資料:長野県ホームページ・JA厚生連 佐久総合病院ホームページ・浅間総合病院ホームページ
在宅ケアの充実は、「看取りの場所」の比較から捉える事ができます。自宅で家族に見守られながら亡くなる方は全国に比べて、また長野県内でも佐久市は非常に多いことがわかります。このことは、病気があっても安心して家で生活できる環境があることを示しています。
図2.佐久総合病院ホームページの地域ケア課の資料と、長野県のホームページの統計資料から作成しています。
資料:長野県ホームページ・JA厚生連 佐久総合病院ホームページ・浅間総合病院ホームページ
佐久市は、訪問看護師の配置数が県内で一番多く、医療と連携が取れた在宅ケアがなされ、在宅療養を支える力になっています。

| 在宅療養支援診療所 | 9箇所 |
| 訪問看護ステーション | 12箇所 |
| 老人保健施設 | 5箇所 |
| 保健センター | 4箇所 |
| 保健所 | 1箇所 |
| 保育園 公立 | 19箇所 |
| 市立 | 8箇所 |
| 幼稚園 市立 | 6箇所 |
保健・医療・福祉・介護の連携により、寝たきりや痴呆など日常生活に援助を必要とする高齢者の割合は全国平均、県平均を下回っています。

※1 資料:長野県ホームページ
※2 資料:平成19年厚生労働省 人口動態統計
※3 資料:平成19年厚生労働省 老人医療事業年報

注1)人口は、長野県の統計情報資料各年10月1日現在を使用した。
注2)出生数は、長野県衛生部医務課資料 出生数・性・母の年齢(5歳階級)都道府県・市町村別を使用した。