ベトナム社会主義共和国、ホーチミン市、市立Pham Ngoc Thach医科大学と「学術・交流協定」を締結しました。

佐久大学は、2014年度から、ホーチミン市にある3つの大学(私立Hong Bang国際大学看護学部、私立Nguyen Tat Thanh大学看護学部、市立Pham Ngoc Thac 医科大学看護学・医療技術部)の看護教員らと共同研究を行ってきましたが、このほどホーチミン市立Pham Ngoc Thac 医科大学と「学術・交流協定」を結びました。今後、教員間の研究のみならず、教員および学部学生の交流プログラム、大学院生の佐久大学への留学等について検討していくことになります。

ベトナムでは、母子保健と同様に高齢者への看護ケアが政策的にも強化されつつあります。日本の中でも高齢化率が高く地域医療に定評のある佐久市に位置する大学として「地域保健看護・老年看護」領域でのベトナムとの協力が期待されています。
また、今般、ベトナム看護界の生き字引とも言われ、ベトナム戦争後チョーライ病院看護部長、ベトナム看護協会長、保健省看護課長の職を歴任してきたMs. Loanからベトナムの看護の歴史について聞き取りを行い、ベトナムの看護について理解を深めました。

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学長、学部長、領域部長らとの討議          学術・交流協定のテーブル


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学術・交流協定にサインをする両大学学長       Ms. Loanからベトナムの看護の歴史について聞きました。

佐久大学