学長ご挨拶
保健・医療・福祉の垣根を超えた広い学びでヒューマンケアの総合大学を目指します。

2021年4月, 佐久大学は新たに人間福祉学部の開設と,短期大学部福祉学科の専攻分離(介護福祉専攻と子ども福祉専攻)を行い,子どもから高齢者まで,すべての人々に優しく,思いやりのあるケアの心と実践力を育み,互いを大切にする社会づくりができる人材(ヒューマンケアの実践者)を輩出します。
看護学部では看護師・保健師, 助産学専攻科(課程変更承認申請予定)では助産師を育成します。大学院では修士(看護学)の学位取得と,診療看護師(ナースプラクティショナー)の資格取得を目指して, 学問を修めます。
新しい人間福祉学部では,社会福祉士,精神保健福祉士の資格を目指しての学びや, マネージメント力などを身につけて公務員やビジネス分野で働く人材を育成します。
さらに短期大学部介護福祉専攻では, これからの社会で最も必要とされる介護福祉士のリーダーとなりうる人材を養成します。子ども福祉専攻では,保育所の子どものみならず,病児や障がいのある子どもへの支援を視野においた保育士の養成を行います。
佐久大学は, 保健・医療・福祉の深い学びによる専門性と, それぞれの垣根を超えた広い学びで「いのち・健康・くらし」に関わる「ヒューマンケア」の総合大学として,充実・発展を目指します。
佐久大学 学長 堀内 ふき
- プロフィール
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聖路加看護大学(現・聖路加国際大学)衛生看護学部卒。日本女子大学大学院文学研究科修了(修士(社会福祉学))。神経研究所附属晴和病院で看護師を務め,東京都老人総合研究所(現・東京都健康長寿医療センター研究所)研究員,茨城県立医療大学教授を経て,2010 年佐久大学教授に就任。2012年看護学部長,2016年より佐久大学学長。日本老年社会科学会理事長ほか,所属学会多数。日本私立看護系大学協会監事,認知症予防財団評議員,佐久市保健福祉審議会会長,佐久市足育推進協議会会長など。専門は高齢者看護-認知症ケア,終末期ケア,排泄ケアなど。『高齢者の健康と障害』『高齢者看護の実践』ほか,著書多数。