概要

高度な専門性と実践の場で活用できる論理的思考力、研究力を育成します。

大学で学んだり、臨床や地域で看護を実践したりするうちに、様々な課題や疑問が生じることでしょう。それらの解決のために、大学院で看護の理論を学修・研究し、深めていくという選択肢もあります。また、自身の体験を整理・具体化したいという想いを抱く方に対しても、門戸を開いています。

特長

看護の実践に密着した修士論文

院生は各自の疑問や実践経験に基づいて課題を研究。集大成の修士論文は地域の専門職に共有・活用されています。

在職のまま修学可能な長期履修制度

2年間で修了できない院生のために、2年間分の学費で3~4年間履修可能な「長期履修制度」を設けています。

少人数学修ならではの細やかな指導

院生1名につき指導教員が2名の手厚い体制。研究や学生生活に関しても、教員が責任を持って相談・助言します。

国際的な視点からの看護の理解

タイ王国などから講師を招聘。豊かな国際活動経験を持つ講師から、看護をグローバルに考える視点を習得します。

充実の学修環境

休日・夜間も利用できる院生専用の研究室を完備。図書館には国内外の看護専門雑誌や研究論文データベースも。

キャリア開発とキャリアアンカー確認

看護の各領域で経験を積んだ教員との出会いが、今後のキャリア開発や専門職としての方向性決定に役立ちます。

10単位まで履修できる大学院科目等履修制度

学士号取得者など一定の要件を満たした人に限り、大学院入学前に特定の科目を履修でき、既修得単位として認定します。

プライマリケア看護コース

特定行為のうち、在宅・施設などで実施頻度の高い10区分17行為の研修を含む「プライマリケア看護」コースが設置されています。

研究科長メッセージ

変化を求められる看護の場で発揮できる「高度な専門性」と「論理的な思考力、研究力」を育成します。

世界中が新型コロナウィルスの猛威に立ち向かっている現在、医療や看護は過去に例を見ないほどの大きな役割を担っています。変化する医療現場、このような時代に、看護職ができることは何でしょうか。佐久大学大学院看護学研究科では、実践経験の中で生まれる解決困難な課題や現状に疑問をもつ人が、自ら解明する研究プロセスを通して論理的な思考力、研究力を身につけることを支援します。修了生は、看護管理者、臨床看護師、看護教育者として、視点を転換し幅広く活躍し貢献しています。
また、これまでの看護場面で、目の前の患者さんの状況判断ができたとしても、処置等の実践が許されないという裁量権によるジレンマを感じたことはありませんか。「プライマリケア看護コース」では、先進医療、在宅医療に強い佐久エリアの特徴を生かし、医師との協力・指導体制の構築により、講義・演習、OSCE(客観的臨床実技試験)などの多くの研鑽を積むことで、利用者が待ち望む適切な医療処置・ケアに、いち早く応えることができる診療看護師(Nurse Practitioner : NP)を養成します。気管カニューレの交換や常用されている薬剤量の増減などの特定の医行為を含む高度な看護実践能力を発揮できる修了生は、将来の医療現場のモデルであり、在宅療養者・ご家族などの多くの方々への安全と安楽を届けることが期待されています。
ぜひ、チャレンジしてみてください。看護を変えるために、あなたを歓迎します!

看護学研究科長 坂江 千寿子