学生消防団員の「救命救急講習会」が開催されました
佐久市消防団機能別消防団に本学の学生9名が学生消防団員として参加しています。そのうち、今年度新しく団員となった1年次生を対象にした「救命救急講習会」が6月25日に行われました。
講習会では、AEDの使用方法や人工呼吸、胸骨圧迫などの基本的な救命処置について、実技を交えながらご指導いただきました。AEDはメーカーによって若干の違いがあるものの、音声案内や表示の指示に従って、落ち着いて操作することが大切だと教えていただきました。
また、胸骨圧迫は体力の消耗が激しいため、疲労を感じる前に周囲の協力者と交代しながら絶え間なく行うことが、救命率の向上に繋がることも学びました。
さらに、負傷者を背負って搬送する際の体への負担を軽減する方法についても教えていただき、実際の緊急時に役立つ具体的な知識と技術を習得する貴重な機会となりました。
学生たちからは、「心肺蘇生が必要な場面に遭遇した際には、今回の講習で教えていただいた手順を思い出し、焦らずに冷静になって行動したい。学生消防団員としての活動に役立てたい。」との感想が聞かれました。