看護学部3年次生が患者さんの模擬体験をしました
看護学部3年次の「成人看護援助論Ⅱ」では、療養行動に取り組む患者さんの体験を理解し、看護を考えるために「患者さんの模擬体験」をしています。
決まった薬を毎日飲む体験、身体を動かすと呼吸が苦しくなる体験、体を動かすことに制限がある人の体験を行い、患者さんになりきって大変さや困難さを感じながら、その方々に必要な看護援助を考えています。
今回は、腰にコルセットをしながらお風呂やトイレでの動作を体験し、動かしにくかったり注意しなければいけないポイントがたくさんあったりすることを感じていました。そこから、どうしたら自分なりの療養行動として取り組めるのかを考えました。
学生たちは、今回体験した「台に足をのせると足先を洗いやすいと」いった学生の気づきを大切にし、後期からの実習で良い看護を患者さんに提供できるようにしていきたいと思っています。