人間福祉学部3年次生 コスモホールで課題解決学習 バリアフリー化に挑戦しました
本学では、講義で学んだ知識を実際の現場で活かす「アクティブラーニング」を行っています。今回、佐久市の文化施設「コスモホール」で、学生によるバリアフリー点検調査を実施しました。
きっかけは、施設から「もっと使いやすいホールにしたい」という相談でした。障害者相談支援センターの高橋宣夫さんと連携し、ゼミ生を中心に有志4名が参加しました。4名は前期に「社会環境ケア論」やゼミでバリアフリーやユニバーサルデザインを学び、ディズニーリゾートでの現地調査も経験しています。今回の活動は、その学びを地域で実践する絶好の機会となりました。
学生たちは、車いす利用者の視点に立って施設を回り、段差や通路幅、案内表示などを細かくチェックしました。現場を見ることで、講義で学んだ知識がどのように役立つのかを実感し、自分たちの提案で地域をより良くしたいという思いを強めています。この取り組みは、単なる調査ではなく、地域と大学が協力して課題解決に挑む新しい学びの形です。今後、学生の提案が地域の改善につながることを期待しています。
地域で学ぶことで、人と関わり、新しい環境に触れ、自分の気づきや意見を地域に反映する機会が広がります。佐久市という地域で、自分を成長させるチャンスがきっとあります。




